先日、妻の誕生日だったんで、ささやかながらフランス料理のランチを予約しました。
最近、肉食から遠ざかり『肉！肉！』としつこいように言われているので、メインディッシュは当然
。
口コミの評判がよく、前から気になっていた年配のご夫婦でやっている小さなお店に行きました。
幹線道路沿いにあるはずなのに、車で通り越してしまうほど小さく目立たないお店でしたが、店内に入るとバーカウンターもあり一揃いのワインが棚に陳列されていて、クラッシック音楽が食事や会話を邪魔しない程度に静かに流れ、椅子やテーブルなどの調度品も洗練されたもので非常に癒される空間でした。
一つ一つの料理も丁寧に作られているのが実感でき、ワイン煮込みの肉も柔らかく、デザートについていたフルーツも新鮮でとても甘くて 、素材を選んでいるんだなと思える料理の数々。
前菜サラダも多数の野菜を使って量も多く、色味を考えた盛り付け。
それなのに、とてもフランス料理とは思えないほどリーズナブル。
高級さとか価格とは関係なく、どれだけ料理に込めたものが伝わってくるかが美味しさを感じさせるものなんだなと感じました。
最近はお店に行っても機械に向かって注文をし、無人レジで支払いをすることが多くなってきました。
AIが発達し、全く人の体温を感じない殺伐とした社会になってきている中で、とっても日本人らしい感覚で営業されていることに感謝の気持ちさえ芽生えました。
こんなお店多く残って欲しいな〜、また、行きたいと思いました。
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