先日の日曜日、福岡市内の箱崎宮境内にある「花庭園」の冬牡丹を見てきました。
この花庭園は、ほぼ一年中いろんな花が見られるところで、お正月明けから”冬牡丹”が鑑賞出来2月上旬まで見頃になっています。
そもそも、牡丹とは春に咲く花ですが、冬牡丹が花の少ない冬の観賞用として品種改良がされており、春になったと勘違いさせておいて花を咲かせるそうです。
そのために、わらぼっちと呼ばれる藁の帽子を被せ、地面にも藁を敷きつめて土が外気に触れないように暖かくして育てています。
その格好が雪国で見られる人が”雪帽子”を被った姿に似ておりほっこりします。
バラの花にも似ていますが、薔薇よりも大輪の花は”どうだ、見事な咲っぷりだろう”と見る人に主張しているようでした。
寒さが一番厳しい時期ですが、冬牡丹の鮮やかな色は春が遠くないことを感じさせてくれます。
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