こんにちは、森山です。
あろうことか、現在、秋のお彼岸の最中だ!ということに今、気づきました。
秋分の日が9月23日だったので、秋分の日を中日として前後3日間併せて1週間が秋のお彼岸になっています。
ということは、明日の26日までだ。まだ、ここで気づけてよかったです。
家内の実家の菩提寺が割と近くにあるので、早速お参りに行ってこようと思います🚙
彼岸を調べてみると、中日は先祖に感謝し残る6日間は悟りの境地に達する『六波羅蜜』を1日に1つ修める日ということです。
『彼岸』は三途の川の向こう岸に至る、つまり悟りを得るために迷いや煩悩をこえることで、『六波羅蜜』とは彼岸に至る六つの方法で、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧のことで要は相手を思いやったり、心を落ち着かせ自分と向き合うことなどだそうです。
中々、悟りの境地に達することは得難いものです。今日1日少しでもそのことを意識して過ごせたらと思います。
彼岸の御供物におはぎがありますが、偶然にも昨日お店で「あんこ入りフルーツパフェ」を食べました。
砂糖が微量で果物の本来の美味しさを生かした大変美味しいパフェで、おはぎではないですがあんこ入りということで自分にお供えをしたんですね。同時に見えないけれども先祖も一緒に食べてたんだと勝手に思ってます。
そして、京都に六波羅蜜寺というお寺があります。これも奇遇で僕は平家に昔から大変興味があり、この寺一帯は平安時代平家の拠点があった所なので京都に行った際には散策をしたり、何度かこのお寺にも立ち寄りました。
有名な空也上人の木造や平清盛の坐像が安置してあり、その平家の時代に思いを馳せながらお参りしていました。
ただ、六波羅蜜という言葉の意味はよくわからずに・・・
そうしたら、彼岸に気づいたことで、『六波羅蜜』の意味も知り今シンクロしていることにびっくりです。
こうして、日本の文化は先祖を尊び、そして自分自身や他者への思いを再認識する彼岸という日を設けていることに改めてこの国の奥深さを実感しました。
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